Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

自分史上最高の自分になる - 詰んだ状況からのリセット

落ち込む。。。”詰んだ...."

自分のパフォーマンスの稚拙さに落ち込みました。最近は3か月限定で通っているヨガの夜一番遅い時間のクラスに行くのがほぼ楽しみな日課となっていましたが、この日は、落ち込んだあまり、キャンセルしました。リセットするのは逆にいい機会なのに、こころが折れてしまいました。落ち込み度合いがここまでくると、運動(ヨガ)して気分転換して明日に備えようという発想にまで自分を持っていくことができませんでした。2時間のクライアントとのセッションが午後二つ、一時間のブレークを挟み続きました。2つのアプリを使いつつ日本語で行われるミーティングをインターナショナル・チームに通訳していますが、2つ目のセッションのパフォーマンスはまったくお粗末でした。会議の方向が想定外の方向に行っても(社内討論が始まったり、拮抗したり等)臨機応変に対応する力が求められる仕事であり、そうしたこともいくらが経験してきてなんとか乗り越えてきましたが、この日は、知識・知見のないことがいきなり出てきたのに加え、それに関してクライアントが話している日本語の意味がわからない、内容が理解できない、ついていけない状況になりました。普段PCを2台使つつ、わからないことを会議アプリを使っていない方のPCでササっとグーぐって何とか乗り越えることもあります。ところが、この日は会議のスピードと話の展開についていけなくなって、え?わからない...というちょっとワナワナするくらいの気持ちから始まり、会議が進行するにつれ、ワナワナ感が加速していまいました。最悪です。今風の若者言葉で表現すると「詰んだわ...」。

どうせ自分はこんなん.....これ以上どうやって成長していけるのか...私には無理.... 情けない。

リセットボタンの見つけ方

ふて寝しました。こうした気持ちから解放されたくて。ソファーにゴロンとして落ち込んだ気持ちをグタグタ持て余していたら、いつの間にか寝ていました。寝れるほどなまだ深刻な状況じゃないんじゃない、本当に病んだら寝ることもできなくなるという見方もあるかもしれません。確かに。そういう経験もありますので、それほど深刻に落ち込んだわけでなかったとも言えるでしょう。ただただ情けなくて、今後どうやっていけばいいのかも含めて取り組み意欲が萎えてしまったのと、できる人と比べていじけたのと、このパフォーマンスの悪さを理由に時期契約をうち切られる可能性への不安も混じっていました。

目が覚めたのは夜中の3時近く。やってしまったと思いつつとりあえず顔を洗って歯磨きして本格的に寝る体制を整えてベットに移ったところで、ベッド横に置いている数冊の本に目が留まり、その中のある一冊の本のフレーズを思い出しました。必要だから与えられる経験であり、経験そのものにはいいも悪いもない。それをどう使うか、どうトリガーにして自分の糧にしていくかという内容のメッセージ。真新しくも何ともないメッセージですが、そうだよな~とほんの少しだけ心が軽くなりました。ここがリセット時か...心底にはまだウダウダ自己失望感がよどんでいましたが、ここで自分をこの方向にもっていくのが賢明だと葛藤しました。決して無理はしたくないですけど。

自分史上最高の自分になる、死ぬこと以外かすり傷

こう言い聞かせつつ前を向くようにしています。単純で愚直ですが、落ち込んでいる場合じゃないというスピリットを奮い立たせるスレーズです。
リセットボタンを押すかどうかは自分次第です。えいっと奮い立たせることも時には必要なのかもしれませんが、自然と無理なく、強がりせずリセットの流れに乗っていけるといいです。このままでは嫌!という気持ちが沸々とする中、どうにかしようと焦ることなく、立ち上がれますように。

今週末には久しぶりに娘たちと会う約束もあり、それも思い出されて、このままの状態でいたくないというのもリセットを下支えてくれています。娘たちに会う時にはいい状態の自分で、つかの間の三人集合の時間をたおやかに過ごしたいと思うことで詰んだ状態から幾分解放されていくのを感じました。

焦らない、腐らない、諦めない。
今日は昨日より良くなる、良くするという気持ちが自然と湧いてきますように。