Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

生きているだけで丸儲け!

毎朝目覚めたとき

今朝は昨夜のチーズケーキの食べ過ぎのせいで胃がもたれて固形物をみるのも嫌という感じのかったるい朝でした。

昨夜上靭帯を痛めて体重をかけられない、つまり歩けない(松葉づえでやっと)上の娘のところを尋ねました。高校二年生の新体操の部活の発表会中、左靭帯を断裂、大学2年時のスキーで右靭帯を断裂している上の娘ですが、今回ボルダリングの着地の際に右靭帯を再度痛めたらしく、今後の治療方針も現時点では決まっていません。再度靭帯再建の手術をするのかどか...前の病院のMRIデータを頂いて、今度お世話になる病院にこれから持っていきます。

歩けない本人に代わって、本来は本人にしか渡さないというところを配慮いただき、母であることを証明する電話やり取りを数回繰り返し、私が取りに行き、娘のところに持って行きました。いろいろ思うところあるでしょうが、ゆっくりじっくり治療しましょう、とメッセージを送りました。娘にとって、士気が低迷している時期での追い打ちをかける形のケガであることは、まさに泣きっ面に蜂だろうと、メンタル面をとても心配しましたが、案外たおやかにしているのにほっとしました。しかし、私の前で気丈にふるまっていたのかもしれません。

まずは彼女のアパートのキッチンの掃除から手を付けつつ、娘が生きていることそのものがとても素敵なことだ感じました。

欲張り

自分に起こることは多少しょうがないとあきらめがつきやすいのですが、娘に起きることにはあきらめきれない心理、不思議です。ようするに、娘にはこうあってほしいというただただ一方的な望みから、どうしてこんなことになったんだろうと割り切れない気持ちになります。娘の幸せには欲張りになってしまうのかもしれません。でも、その幸せは決して本人にとっては幸せではない、この温度差が愚かな母親というところでしょうか。いい大学に入って、それなりの企業に就職して、規則正しい生活をする中で人生を謳歌して、、、という全く型に入った一見幸せである王道を思い描いていた自分がいました。欲張りになるなら、彼女が自分らしく輝ける、自己実現していける道をどんな形でもいいから応援することに欲張りになろう。

自分らしく生きようともがいている娘に私は何ができるだろう。

横田めぐみさん

今朝、横田めぐみさんの記事を読みました。
www.asahi.com

贅沢ばっかり思っている自分に気づきました。娘たちが生きていることが素晴らしいと思いました。

生きているだけで丸儲け! かつてあまりにも辛いことが重なって人魚姫みたいに消えてなくなりたいと思わず呟いたら、ある友人が「生きているだけで丸儲けさ。」と言ってくれたことを思い出しました。そう、そうだった! このスピリットを忘れていました。

生きているだけで丸儲け。