Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

人生のレベルを上げるための最強の方法⁂

環境に打ち勝つ/環境を支配する「習慣」の構築

日々を重ねることで人生が形作られていくわけですから、一日一日を粗末にしないで扱うことの積み重ねが結局のところ「いい人生だった。」と終結できるコアな姿勢だと最近は感じています。歳取った感満載です。若いときは時間があることで時間を持て余しもし、時間がないことで焦りもし、時間なんて改めて意識することも特になく過ごしていたことも多かったと思います。
一日は無数の決断から成り立っているという観点から、より良い決断を即決、時間をかけずに直感を多分に働かせて信じて潔くそれに従うことが「いい一日」となる秘訣だと思います。
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そしてもう一つ、自分なりの習慣、ルーティーン(routine)、プロトコル(protocol)を創り、定着させることです。習慣化して自然に無理なく体が動く、気持ち・意識が無意識に流れるように誘導されるようになったら最強です。環境を支配することができるという意味ではなりたい自分で居られる、あるいは、なりたい自分に近づいていると思います。同時に、焦燥感、孤独感、不安感、プレッシャー等に打ち勝つことができると思うのです。嘗て失意の中にいたときに気を取り直すことができたのは、自分なりの習慣となっていた自分のroutineだったと今振り返ることができます。母でいるということの責任とともに当時の厳しい環境に打ち勝つことができたのは習慣化されていた自分のroutineとprotocolであり、それらが下支えしてくれました。

価値観の違いによる時間/お金の使い方の違い

生き急ぐように果敢に興味のあることに挑戦していこうとする友人と現実的で文字通り地に足を付けた考え方で実直に歩む友人とがいました。前者はお芝居や旅行が好きで一緒に旅行したこともあり、就職して最初の海外旅行という自分へのご褒美は彼女とタイに行きました。後者はお芝居や旅行といった形のないものにお金を使うことに興味なく、宝石・貴金属が好き、エステが大好きでした。いつも綺麗にして美容にもお金と時間を使っていました。ちなみに私はというとどちらかというと前者です、そこまで極端ではないですが。宝石類には興味はないですが、綺麗になるならとエステやお化粧品(化けるほうではなく基礎化粧品の方)には興味あります。

おもしろいですね、若いときそうだった彼女たちは今でもその価値観は変わらないようで、前者は今でも時間があれば頻繁に国内・海外を問わず旅行に行っているようですし、後者は定期的にエステに通っているようです。>>>ちなみに私は、旅行に行くことはそうないですし、エステにも通っていません。近くの公園や遊歩道を愛犬と散歩して、部屋を小ぎれいにして、定期的にジムに行って、たまにエイジングケアのお化粧品を買ったりもしているというところでしょうか。そう、愛犬とのお散歩、定期的な運動、たまにこうしてブログを書く、ミニマリストを目指してなるべく物を整理するといったことが私の「習慣」となっています。ところが、これで環境が支配できているかというとそうではなく~ 自分なりのroutine, protocolをもっと創り出して定着させたいと思っているところです。

なりたい自分になるのに遅すぎることはない

朝早くお散歩に出かける際、マンションの前で老夫婦が歩いていらして、マンションの門のところで奥様が旦那様に手提げ袋をお渡しされ(きっとお弁当!)、旦那様はそれを受け取ると、もう一方の手を高く上げられました。ん?と思って愛犬と一緒に後ろからゆっくり目に歩いて観察していると、奥様とハイタッチをされたのです。奥様の方を見るわけではない旦那様でしたが、高く上げた手で「ありがとう、行ってきます」というのが伝わってきましたし、それにハイタッチで答える奥様も自然な様子で、きっと毎日されているお二人のプロトコルなのでしょう。素敵でした。その後、奥様と目が合いましたので、「おはようございます。」とあいさつを交わしました。「お早いのね....行ってらっしゃい。」と私と愛犬を交互に見ながら声をかけてくださいました。暖かい気持ちになりました。

そこで私が感じたのは、なぜか、なりたい自分になるのに遅すぎることはないという私なりの基礎哲学でした。これ、自分へのアファメーションでも使っていますけど、せめて自分は自分を見放さないという姿勢に通じるものです。

”Happiness can be defined, in part at least, as the fruit of the desire and ability to sacrifice what we want now for what we want eventually."
昔のノートからその日に見つけたメモで心に響いてきた言葉です。幸せって結局のところ、自分が今欲しいもの・やりたいことを諦めてでも究極的に達成したことを目指していく願望の強さとそれを目指して行動することのできる潔さに寄るところが少なからず、というところ。

帰宅してグダグダ時間を過ごしたり、Netflixに逃げたり、すぐ寝ちゃう私(ほんとにすぐ撃沈してしまう)から脱却、人生レベルを上げるため、最強の方法として自分なりの習慣、routine, protocolを定着させようと今後は少し夜型にシフトしてみようかと思います。

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桜が満開の時期は空が白いことが多く、つまり、花冷えの日々も少なくなく、この週末も天気はいまいちでしたが、昨日は朝青空が見えました。青空の下の桜、やはり綺麗です。空を観るのは子供のころから好きでした。桜の花ごしにみる澄み切った水色の空、久しぶり。風が冷たいですが、しばらくぼっと立って眺めました。側で黙って待っていてくれた愛犬に感謝です。 この子のためにも人生レベルをあ上げる!それから不便をおかけ通しの娘たちのためにも、毅然としてたおやかに居られるよう上質の自分で居たいもの。ここで言う人生レベルというのは、決しQOL(quality of life) 、生活そのものの豊かさの意ではありません、念の為…。自分の中のハイヤーセルフに1段近づくとでも言うところでしょうか。

環境を支配する習慣を身に付けるのが最強だ思います。