Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

心をクリアにすると見えてくる:自分が自分であることが心地よいと思うために。

鏡を掃除しました

洗面所の鏡が汚れていましたので、徹底的に掃除しました。曇っていて歯磨きの飛び散り汚れ等も散在していた鏡が新品のように綺麗になりました。気持ちいいです。そこで愛犬を抱っこして鏡に向かって「ほら!見て!!」と呼び掛けてみました。鏡に映っている向こう側の犬を自分だと認識することはできません。それどころか、興味ないって感じ、気付いてないようです。でも、鏡の中の私とは目が合って、きょとんとした愛らしい顔を向けてくれました。

多少話がそれましたが....そう、鏡を掃除したことで、とてもクリアに自分を確認することができるようになりました。鏡が曇っている、汚れている時にはクリアに見えなかった自分がよく見えるようになったのです。

心も同じだとふと思いました。

心が曇っていると本当の自分は見えてきません。曇っている心というのは、心配事、懸念事項、恐怖、憎悪、そういった負の感情で心が覆われている状態です。嘘で固めて防衛したり、虚栄心でガードしたり、秘密に怖気ていたり、邪な思いをめぐらせていたり、人を許せなかったり、自己憐憫に陥ったり、寂しかったり、心がそうした気持ちで支配されている、晴れやかではない、曇っていると本当の自分は見えてきません。

心が平安でないと、本当の自分はクリアに見えてこないと思うのです。

 

自分をどう思っている?

我が家の愛犬君は自分を犬だとは思っていないと思われます、きっと。他の犬には興味がないかunfriendlyに吠えるか、長い尻尾をお腹の中にまでくるっとしまい込んで怯えるかのパターンで他の犬には反応します。家人と毎朝お散歩でお会いするほんの数人の方にしか心許していません。私のボディーガードのような役割も担ってくれていますし、醜い私を側でずっと見ていてくれる、何もできないけど、寄り添っていてっくれる力強い暖かいBuddyです。

きっと、自分を犬だとは思っていませんね。

他の人からどう見られているか、他の人がどう思っているかを気にしていないでいること、自分らしくいることの基本です。愛犬に学ばされている姿勢でもあります。

 

自分らしくしていて心地いいと思える一日にするため、まずは心から負の感情を撤去して、平安がやどれるように、クリアにしたいと思います。突き詰めれば、潔癖でいたいと思います。すべてのいらだちや懸念等の曇り材料を払拭します。そうすれば、本当の自分で今までは見えなかった自分が心の鏡に映し出されて、発見できるかもです。

 

「もう、真冬は終わったよ、一雨ごとにあったかくなるよ、これから。」

いつも朝の散歩でお会いするおじいさまがそう言ってくださいました。梅の花が美しくさいているところで、ラジオ体操を終えたおじさま、おばさま方としばし一緒に眺めました。おっと、わたしもこの”おばさま”のひとりとなりつつあります。

たおやかに、美しく歳を重ねて、誰かの役に立つ存在でいたいと真摯に思います。

 心を一層クリアにして、本当の自分をもっと発見したいと思います。