3秒ルール - 経験はアセット
３秒たったら過去のこと
以前に娘たちが小さいころお世話になっていたシッターさんが何気に娘たちに言っていた言葉について書きました。昨日本屋さんで「出来る人の3秒ルール」という本に出合い「おおっ！」とゾクッとしました。
「どんな逆境やピンチも一瞬で切り抜けられる最強の方法」と紹介がありました。著者はトップアスリートや企業経営者を指導した西田文朗氏。
これはある種の訓練だとも思います。単に立ち直りが早いということだけではなく、変えられないものを受け入れるという姿勢にも繋がるかと思うのです。
今朝、定期が2日前に切れていたことに気付きました。2日間チャージからひそかにひかれてたわけです。本日は別ルートで出勤してみることにします。なんてこれとは全く関係ないですけどね。昨夜ドクターショーツ（かかとケア商品）を落として、部品が一部飛び散ってヘッド部が作動しなくなりました。ショック… 自分の不注意を情けなくトホホと嘆くことがいつもより数段に短かかったです。20秒くらい。
経験はアセット
嫌なことがある、辛いことに遭遇するとどうしてこんなことが起きるの…と自分に起きたことにどうして自分がこんな思いをしなきゃいけないの！という具合に歯がゆくなります。自分にこうした仕打ちをした相手を憎く感じます。「くっそ~」って感じ。よくすべでは偶然ではなく必然という趣旨のメッセージが自己啓発本にありますが、こんな嫌な思いをするのが必然なのってありえない、なんて思ってしまいます。
でも、経験しないとわからないことばかり。骨折したことのない人は骨折の痛みとリハビリの大変さを推し量ることはできても自分の経験として自分の体でそれを感じることはできないもの。松葉杖を使って恐る恐る電車に乗っても世間は冷たく～席を譲ってくれる人ってめったにいませんでした。これは私自身の経験。でも、たまに、どうぞと譲ってくださる方もいて周りの目に多少気恥ずかしい思いもしながら、涙が出るほどうれしくて、今日はいいことがあった！と思えるマインドセットになれたのもとてもよく覚えています。それから、松葉杖の人を見かけると躊躇なく即譲ることもできるようになりました。
そう、経験は財産。経験はアセット。
経験を未来の自分を作るアセットとして受け止める、そう自分で決めることで、今直面していることへの見方、マインドセットが変わります。3秒で変えることも決して難しいことではなく感じられるよう、訓練。
なりたい自分になるために今この経験があると思って本日もお仕事頑張ります。
