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ゴースティング**突然仕事に来なくなる人々

Ghosting

突然仕事に来なくなる、職場からいなくなる、連絡を絶つ人が増えているというニュースをワシントンポストで目にしました。ゴースティングというそうです、そういう風に突然連絡を絶って仕事に来なくなる人のことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴースト(Ghost)というのはお化け、幽霊、ゴースティング(Ghosting)というのはその名詞を動詞化した形、お化けとなるというところ、つまりお化けのようにいきなり何の理由もなく音信不通になることです。交際相手や職場等の関係性を事前の説明もなく、また、何の大義名分的な背景もなく連絡を絶ってしまい、同関係性をおしまいにしてしまうこと、多くの場合、音信不通になるか連絡を無視するという状況になります:

Ghosting is breaking off a relationship (often an intimate relationship) by ceasing all communication and contact with the former partner without any apparent warning or justification, as well as ignoring the former partner’s attempts to reach out or communicate.

 

私の職場にもこういう例がありました。追い込まれていたのを周りの誰にも言えず、相談できずにいたところ、その人物にとっては決定的な事件があってゴースティングするトリガーとなり、行動してしまったという流れだったのでしょうか。無責任なゴースティングも中にはあるでしょう。しかし、ゴースティングするしかない決断に追い込まれていった例も少なからずあると思います。

 

言葉という凶器

言葉って人を鋭く傷つけます。一度放たれた言葉は目には見えませんが、消えないもの、記憶に残るものという観点から何度でも鋭い刃物となって襲ってくる怖い面を持っています。

強くありたいと同時に私自身も慎重でありたいと思います。

言葉として放つ前にそれが「真実」で「必要かどうか」というスクリーニングする姿勢を今一度、特に職場においては、意識しようと思います。

だからと言って、いつも自分が話したいことに関して考えすぎてビクビクする必要なんてないのですが、言葉にする前に、話す前にちょっと立ち止まることは悪くないと思います。取返しのつかないことになる前に。

 

言葉という力

言葉は素晴らしい力も持っています。言葉で励まされて力を得て困難な局面を乗り越えられた私自身の経験から、はっきり言えます。言葉には力があります。現実を変えられることはもちろんできません。それは言葉ばかりではなく、誰にでもそう。それでも同じ現実をどう受け取るかという点で言葉はそれを変える力を持っているのです。

www.simonandschuster.com

 

ゴースティングという使い方を今日知り、ゴースティングした職場の知人を思い浮かべつつ、言葉の持つ力について考えさせられました。

 

 

お題「最近知った言葉」