Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

3秒ルール:心を侵食されないために

遅咲きの桜

昨日朝のお散歩でただいま満開の桜に木々を見つけました。いつもよりもちょっと遠くまで歩いたところで遭遇したのですが、川沿いの北風の通り道のため、この付近は全般的に遅めの開花でした。先週一週間日本に居なかったため、戻ってくるころには桜は終わっているだろうと思っていたのですけど、今が満開の桜の木々を見れて「ラッキー」と感じました。日本人ですね、こういう感覚。桜を見れてラッキーと思うのですもの。新緑に向かってる木々の中に点在している今が満開の桜がとても美しく、早朝で誰も歩いていない時間でもあったことから、心に沁み入るような感覚さえ感じました。
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「あ、キレイ....」という感覚が心にさっと広がって、それまで多少どんよりしていた気分が払拭されました。自分のミスではないことで責められるという経験は誰しも多かれ少なかれお仕事の中で経験するものだと思うのですが、折しも、私もそうした構造の問題に巻き込まれているところで、幾分ブルーな気持ちで心が支配されていました。正直なところ、今回のは’幾分’ではなかったかも>>>>.

娘が小さい頃の子育て真っ最中にあっては、仕事が終わるとやること・やらなければならないことが満載で、サクッと気分転換できていたように思います。意識せずとも、気にしてなんていられない、やることが次々に待っているわけですから、立ち止まってなんかいられない、要するに余裕のない状況が次にやらなければいけない、もっと大切なことにとって代わって、仕事上での嫌なことなんてぶっ飛んでいたというところです。そう、もっと大事なこと、大切に思うことがあって、そこに心の焦点があることで、救われて支えられていたのです。

3秒ルール

3秒経ったら過去のこと!睨まれても、ニコッと笑って目をそらして終わり。そう言っていじめにあっていた娘を励ましていた時代がありました。小学校3年生で転校して、転校生でちやほやされる中、彼女に友達を取られたという思いから、娘を良く思っていない子がいたようで、睨んでくる、仲間に入れないというようなことが続いていました。よくある群れる女子、グループ化の好きな女の子の特徴の起因するいじめの構図でもあります。幼稚園の頃にお世話になっていたシッターさんがよくこう言って励ましてくださっていたのも覚えています。
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「出来る人の3秒ルール」でも同じく、気分、心の持ちようをいかにして自分自身でコントロールするかがカギ。多くのスポーツ選手が失敗やアウェイ状態にもかかわらず偉業を成し遂げられるのは、自分自身のマインドセットを他者や外界の物事に侵食されない、自分の世界に落ち着いていられることができるからだと思います。

そうはいっても....難しいこともあります。

3秒ルールを思い出しつつ、今回はこの遅咲きの桜に救われた私のブルー。Late Bloomer Sakura 大器晩成の人のことをlate bloomerと言いますので、遅咲きの桜をLate Bloomer Sakuraとでもいいましょうか。bloomはお花が開花するの意ですから、大器晩成を人生の遅い段階で開花する人と表現するlate bloomerという表現は言い得て妙、好きな表現です。

遅咲きの桜をみながら大器晩成というlate bloomerという言葉を思い出して、人生最後には笑って逝きたいとも思いました。飛躍しすぎですけど、そう思ったところで、3秒ルールも思いだして、ブルーで侵食されていた心が払拭できたように思います。

今日もこれからLate Bloomer Sakuraを愛犬と見に朝のお散歩に出かけます。