セルフイメージとメンタルの強さ
自分には幸せになる権利がある
幸せの定義は人それぞれでしょう。仕事の成功、円満な家庭、経済的安定、確固たるキャリアとそれに追随する名誉、円滑な人間関係、潤沢な可処分所得があってほしいものを手に入れることができること、素晴らしい容姿とスタイル、等々ほかにもいろいろ。共通しているのは「困らない」「悩まない、あるいは 悩まされない」「懸念事項がない」「不安要素がない」というところでしょうか、もちろん、幸せなのですもの、このような憂い事が一切ないという状況をしあわせだと多くの人が呼ぶのでしょう。
欲しいものを我慢しなくてもいい。
容姿や才能で悩むことがない、劣等感がない。
きちんと安定した仕事があって、仕事で充実感を得ていて、家庭が安定している。
私の職場の若い世代の方数人に尋ねたところ、上記のような答えが返ってきました。
なるほど。いずれもかなえば、幸せでしょうね、確かに。
現在上記のような状況ではないとすると幸福感を感じていないということで「幸せではない」ということになります。欲しいものがあっても今は購入できない、才能‘・能力なく、こんな仕事しかできない、下のポジション、しょぼい会社であくせくするしかない、容姿端麗ではない、などなど、現状を客観的に見ると、ざっとこんなもん、「どうせ自分なんて」のツボにはまってブルーになってしまうことって、私はありましたし、今も時折このブルーが襲ってくることがあります。つまり、「どうせ、私なんてこんなもん。」に帰結して、幸せになんて望めない....と半ばプチ鬱のような、斜に構えるような諦めモードになります。Get stucked.
でも、誰にも幸せになる権利があります。
私はどうせこんなもの、ここ止まり、という思考から抜け出さなきゃです。
自分はもっと良くなる、幸せになる権利があると思う境地に引き上げる方法を模索します。
自分による自分の評価
まず最初の一歩は自分を好きになることです。
より具体的に言うと、自分であることを自分で心地いいと思うことです。自分に起こることを受け入れ、許し、手放すことです。
何かに失敗したとして、失敗した自分をすんなり受け入れられる、「ま、いいか」と自分を許せること。
ストッキングが破れて全くついてない!ことを「ま、いいか」と受け入れて執着しないこと。
いつまでも留まっていないでできるだけ早く立ち上がることというのが究極的な言い方かもしれません。
自分であることを許すのには勇気も必要なことがあります。こんな自分を他の人は絶対許してはくれないでしょうという
醜い自分、傷ついた自分も自分自身は許してあげることができるのですから….せめて。
もちろん自分に厳しくあって、トレーニングを重ねることもあるでしょうし、ここで休憩するよりもう少し勉強してから
ココア飲もう、ともうひと頑張りを自分に課すこともあるでしょう。失敗した自分を責めてトホホ気分から自分を責めたくなる
こともあるでしょう。いずれも、自分との対話から引き出される思い、そしてその思いから次の行動が選択されるわけです。
その双方において、自分を好きでいること、どんな自分も受け入れること、「私ってどうしようもない」という
思いに囚われることがあっても、「ま、いいか」として「これが私」として受け入れ、事象を手放すことです。
そこからセルフイメージを変える、よりよく構築していくことができるように思います。
メンタルの強い人
メンタルが強い人って具体的にどういう人でしょう。打たれ強い人、プレッシャーに強い人、動じない人、さまざまな
イメージがあると思いますが、物事をそのまま受け入れることができるというのが出発点だと思います。曲解しないで
否定しないで、回避しないで受け止める力、まずはこのマインドセットから始まると思うのです。
そこで、自分でいることが心地よいと思える自分が好きな人は、自分であること及び自分に起こってくる事象を受け止めることが
できるということで、必然的にメンタルが動じない状態になれると思います、つまり、メンタルが強いということです。
自分であることを心地よいと思うようになることで、結果としてメンタルが強くなっていくと思います。
そのためにはまず、セルフイメージをよりよくしていくことでしょう。どうせ私なんか….所詮私は….というブルーから抜け出すこと、自分オリジナルの人生を愛せるようになりたく思います。