Candygrace

Life is beautiful whatever comes.

The Empty Chair - 空いている椅子 誰も座っていない椅子....

客観的に自分を観る

自分に信じられないことが起こっている時 - 信じられないというのは想像もしなかった予想外のことで耐えられないと思わず崩れそうになるようなこと - その事態の重みに耐えうるだけのメンタルの強さを培うのにいい方法だと感じていることがあります。客観的に自分を観るようにすることです。なんだ、そんなこと、と思われるかもしれませんが、客観的に自分を観ることって意識しないとできないことでもあります、普段は。自分は常に正しという信念で行動していますからね、人は。そんな自分の内側から自分を観るのではなく、他人事として自分を観てみるわけです。

そこで、その意識を具体的にする手法でThe Empty Chair (空いている椅子)テクニックというのがあります。カウンセラーが時折使う手法でもあり、私もこの手法でカウンセリングを受けたことがあります。ようするに空いている自分の向こう側の椅子にもう一人の自分が座っているとして、そのもう一人の自分はこちらに座っている自分をどう見ているか、どうアドバイスするかという設定で自分を見つめるわけです。

感情のコントロール

これでまず上手になるのが感情のコントロール。哀しさや怒りが無くなるというわけではないですが、哀しいという自分、怒りまくっている自分の気持ちが受け入れられ、まずはそこに留まることができます、私の場合。他に言葉が見つけられずにいるのですが、留まるというのは、その感情に操られて次なる行動を起こさないということ、例えば、哀しいあまり…あるいは怒りに任せて....という方向が避けられるということです。客観視できると、喧嘩の最中でも、どこか落ち着いていられる、変な言葉を口にしなくなります。いつもいつも上手にこうして客観視できて感情のコントロールができるわけではないですが、空いている椅子 The empty chairを思い出すよう、昨今は意識レベルを上げていこうと思います。ということで 意図的に「マイブーム」の活動として取り上げています。

幽体離脱

イチローが数年前インタビュー記事で「自分を客観視することで自分を取り巻く状況を広くしることができ、順境でも逆境でも冷静に判断できるようになる。」と言っているのをよく覚えています。幽体離脱方式で自分を上空から見るようにしているのだそうです。渦中にあって自分の感情に押しつぶされていくのではなく、自分から抜け出て上空から自分を観てみるという姿勢で乗り切っていく、乗り切っていけるとは本当に賢明かもしれません。マイブームとして意識レベルを上げて取り組みたい、そして、負の感情に負けてオロオロしてやる気のないまま時間が過ぎて生産性のない時間を過ごしたくない! 人生ってもっと楽しいものだと楽しめるようになりたい。今はそうした心の叫びにきちんと向き合おうと思っているので、まずは 幽体離脱してEmpty Chairのもう一人の自分とよ~く話し合おうと思います。

 

 

 

 

 

お題「マイブーム」